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DaaSのデメリットとは?メリットも合わせて、導入する前に対策を知っておこう

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テレワークでもオフィスにいるときと同じ作業をできるようにするため、さまざまなリモートアクセス方法が提供されています。最近は情報漏洩を防ぐため、シンクライアントを利用する企業も多いですが、なかでもDaaS(ダース)は、クラウドサービスで手軽に利用できるリモートデスクトップとして知られています。しかし、DaaSにはクラウドサービスによく見られるデメリットもあります。導入前にはあらかじめデメリットを理解し、対策を立てておく必要があるでしょう。今回は、DaaSの概要やメリット・デメリット、導入する際の注意点などを紹介します。

DaaSのデメリットとは?メリットも合わせて、導入する前に対策を知っておこう

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目次

  1. DaaSとは
  2. DaaSのメリット
  3. DaaSのデメリット
  4. DaaSのデメリットを解決するための対策
  5. DaaSは便利だがデメリットもあることを導入前に理解しておこう

DaaSとは

DaaS(Desktop as a Service)とは、仮想デスクトップ環境をクラウド上で提供するサービスです。DaaSを利用すれば、インターネット上ならどこからでも同じデスクトップ環境にアクセスできます。DaaSはシンクライアントの1種で、手元の端末に高い性能は必要ありません。

3つの提供形態

DaaSには、3つの提供形態があります。

  1. プライベートクラウド型
    プライベートクラウド、つまりクラウド上に自社専用の環境を確保しています。クラウドサービスではもっともコストがかかりますが、オンプレミス方式よりは低コストです。
    プライベートクラウドは、パブリッククラウド(オープンのインターネットスペース)とは完全に隔離して独立しています。そのためカスタマイズの自由度が高く、安定した動作が可能で、セキュリティ上も安心です。
  2. バーチャルプライベート型
    クラウドサービス上に自社専用スペースを構築し、そこで提供される仮想デスクトップ環境です。回線などのITインフラは共有していますが、サーバーは専有しています。
    プライベートクラウドに比べ低コストで、パブリッククラウドに比べカスタマイズの自由度が高いです。
  3. パブリッククラウド型
    パブリッククラウド上で提供される仮想デスクトップ環境です。ほかのユーザーも利用する、オープンのインターネット上に構築されており、専有しないので低コストで使えます。ただし、セキュリティには注意が必要で、カスタマイズの自由度も低くなります。

VDIとDaaSの違い

VDI(Virtual Desktop Infrastructure)は、自社サーバー(オンプレミス)で提供する仮想デスクトップ環境です。シンクライアントで、仮想デスクトップを手元のモニターやキーボードから操作する部分はDaaSと共通しています。違いは次のような部分です。

自社で用意し、管理 クラウドサービス側が提供し、管理
高い 低い
柔軟なカスタマイズが可能 VDIに比べてカスタマイズしにくい
自由に強化できる ベンダーに任せる部分が大きい

VDIとDaaSの違いについて、詳しくは以下の記事をご参照ください。

関連記事 VDIとDaaSの違いや共通点とは?それぞれの特徴や向いている企業について解説

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DaaSのメリット

DaaSには、次のようなメリットがあります。

リソースを柔軟に増減できる

クラウド上で提供されるため、サーバー容量やアクセス量などのリソースは必要な分だけ使うことができます。また利用中に必要なリソースの量が変動したら、柔軟に増減することが可能です。

さらに、申し込み後は利用可能な状態になるまで時間がかからないので、すぐに使えます。

コスト削減、コスト最適化

クラウドサービスなので、ITインフラを用意する必要がなく、初期コストを抑えられます。また利用量に合わせてリソースを柔軟に変更できるので、ランニングコストを最適化することが可能です。

デスクトップの管理を一元化

仮想デスクトップ環境は個人別に構築されていますが、すべてクラウド上に集まっており、情報システム部門や各部署で一括管理が可能です。

これにより、それぞれのユーザーに合わせたデスクトップ環境の構築と、管理の容易さを両立しています。

セキュリティの強化

手元の端末にはデータが残らないので、情報漏洩しにくいのが特徴です。そのため、私物の端末からも作業しやすく、セキュリティを強化しやすくなっています。

また、デスクトップ環境のセキュリティもクラウド上で一元管理が可能です。

運用管理が容易

ハードウェアやOSなどのITインフラ部分の運用・保守・管理は、クラウドサービスを提供するベンダーが担当するので、情報システム部門の負荷は低くなります。

BCP対策

クラウド上にデスクトップ環境を用意することは、BCP対策(事業継続計画)にもなります。自然災害などの緊急事態でも、アプリケーションやデータはクラウド上に維持できるからです。

BCP対策について詳しくは、以下の記事をご参照ください。

関連記事 テレワークはBCP対策としても有効!その理由や導入のポイントとは

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DaaSのデメリット

DaaSには、デメリットもあります。

ユーザーが増えると動作が遅くなる

ユーザーが増えると動作が遅くなり、不安定になります。これはサーバーや回線の容量が不足し、ネットワークに対する負荷が大きくなるからです。

セキュリティの自由度が低い

DaaSはインターネット経由で利用するため、常に一定のリスクがあります。しかし、セキュリティはある程度クラウドサービスを提供するベンダーに依存するため、自社が十分と思えるほどセキュリティ対策ができないこともあるでしょう。

トラブル対応はベンダー任せになる

DaaSを提供しているサービス、サーバー、回線などのITインフラ部分にトラブルがあっても、対応はベンダーの責任です。ユーザーとして、ベンダーのメンテナンスに任せるしかありません。

インターネット環境がないと使えない

クラウドサービスなので、インターネットに接続していないと利用できません。

DaaSのデメリットを解決するための対策

DaaSを導入する際は、上記で紹介したデメリットを考慮する必要があります。そのうえで、次のような対策を事前に行いましょう。

自社に最適な方式を選ぶ

DaaSには、高コストでセキュリティの自由度が高いプライベートクラウド型から、低コストでセキュリティの自由度が低いパブリッククラウド型などがあります。コストやセキュリティの面から、自社に合うのはどの方式なのかをよく検討しましょう。

なお、どの方式でも、一般的なセキュリティ対策は実施しなくてはなりません。

安定したネットワーク環境を構築する

DaaSはネットワークを経由してアクセスするため、接続環境が安定していないと、遅延が起こる場合があります。業務中の従業員の仕事に大きく影響するため、安定した接続環境を確保することは重要です。

ユーザーが増えたら、ITインフラを増強し、十分な帯域を備えたネットワーク環境を用意しましょう。

自社の要件に合ったベンダーを選ぶ

DaaSは低コストで利用できる一方で、サービス内容はベンダーによって異なります。どの程度カスタマイズできるか、社内システムへのアクセスや連携が可能かなどを検証しましょう。

トラブルが発生した場合はベンダーが対応するので、信頼のおけるベンダーを選ぶこと、また契約前にサービスの安定性を確認することも大切です。

DaaSは便利だがデメリットもあることを導入前に理解しておこう

DaaSはシンクライアントの1種で、情報漏洩のリスクが少ないため、リモートアクセスのなかでも使われる機会は多いです。しかし、DaaSにはクラウドサービスによく見られるデメリットがいくつかあります。DaaSがクラウドサービスとして提供されている以上、これらのデメリットを避けることはできません。また、DaaSのサービス内容はベンダーによって異なり、どのように仮想デスクトップ環境を構築するかは、自社の要件に合わせて考えなければなりません。

そのような手間を省きながら安全なリモートアクセスを利用したい場合は、セキュリティを強化したリモートアクセスツールを導入するという方法があります。さまざまなリモートアクセスサービスを展開しているCACHATTOなら、コストや手間をかけずに、十分なセキュリティ対策のとれたリモートアクセスを実現できます。リモートデスクトップだけでなく、セキュアコンテナやセキュアブラウザなど、さまざまなツールを展開しており、用途や目的に合わせて自社の要件に合ったツールを選ぶことができます。

また、今回解説したDaaSについては、利用実態を調査しそのレポートを紹介した資料「300社の調査結果から読み解くVDI/DaaS利用企業のホンネ」もぜひご覧ください。

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