データレスクライアント導入により、使用感を変えることなくセキュリティを強化
― ランサムウェア対策もアップデート ―

株式会社トラストクレームサービス様
  • 金融・保険
  • 従業員数 1~500名
  • セキュアコンテナ AD
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お話を伺ったご担当者様
  • 株式会社トラストクレームサービス 執行役員 丹羽 周一 氏

株式会社トラストクレームサービス様の主事業である「損害鑑定」は、日々さまざまな現場を渡り歩き、その先々で顧客の損害情報を取り扱う仕事です。損害保険業界が求めるセキュリティ基準は厳しく、インシデントを防ぐために同社が導入したのが「セキュアコンテナ AD(CACHATTO SecureContainer AD)」でした。同社で「セキュアコンテナ AD」の導入をご担当された、株式会社トラストクレームサービス 執行役員 丹羽 周一様にお話をうかがい、ご活用の様子や、これからの施策などについてお聞きしました。

「最後に残されたセキュリティリスク」はPCの中にある顧客情報

―――株式会社トラストクレームサービスが主事業とされている「損害鑑定」について、具体的に教えてください。

火災保険や賠償責任保険の保険金ご請求があった時に、保険会社から依頼を受けて、損害鑑定人と呼ばれる専門職を派遣し、損害状況を確認したり、支払う保険金額を算出したりする仕事です。例えば損害鑑定人は火災の現場に直接出向いていって、損害状況の写真を撮影したり、損害程度の確認をしたりします。ご契約されている保険の契約内容を踏まえたサポートをさせていただくのも損害鑑定人の役目です。

お客様は損害を受けて不安を抱えている中、保険の詳細な契約内容まですぐには思い出せないことも珍しくありません。そこで保険がどこまでお役に立てるのか、噛み砕いて分かりやすく説明しています。表舞台には出ないといいますか、ある種、黒子のような仕事ではあるのですが、困っている方のお役に立つことができる、非常にやりがいのある仕事です。

―――どのようなきっかけで「セキュアコンテナ AD」の導入を検討されたのでしょうか?

我々の取引先である損害保険会社は金融庁の管轄下にあり、業務委託先の当社に対しても、高いレベルでの情報セキュリティへの取り組みを求めています。損害鑑定人の業務は、損害保険契約者の個人情報や、損害・事故に関するクリティカルな情報を取り扱いますので当然です。もちろん我々もこれまで会社としてできる限りのセキュリティ対策に取り組んで参りました。その中で「最後に残されたリスク」が、「スタッフが現場でPCに保存するデータ」だったのです。

幸いこれまでセキュリティインシデントは発生していませんが、ヒヤリハット事例は正直あります。社員がPCをどこかに置き忘れ、万が一顧客情報漏洩等のセキュリティインシデントが発生した際には、損害保険会社からペナルティが課せられ業務が停止する可能性も否めません。一方で、インシデント発生防止へのプレッシャーから社員を守る仕組みも必要なのでは、と考えていました。

お話を伺ったご担当者様
  • 執行役員
    丹羽 周一 氏

「PCにデータを残さない」という解決策、コスト・運用も自社にマッチ

―――セキュアコンテナ ADを知ったきっかけは、関係会社からのご紹介だったそうですね。

セキュリティリスクを大幅に軽減し、プレッシャーから社員を守るための仕組みを検討する中、情報セキュリティに関し先行して取り組みを進めている関係会社の代表に相談したところ「データレスクライアント」というソリューションの存在、e-Janネットワークスの「セキュアコンテナ AD」を教えてもらいました。確かに、PCにデータが残らないのであればリスクはかなり抑えられるだろうと感じました。

―――導入へ至るまでに、他のソリューションもご検討なさったのでしょうか。懸念事項はありましたでしょうか?

取引先である大手損害保険会社が導入しているソリューションも紹介してもらいましたが、そもそも企業規模に差があり過ぎるといいますか……「最小100ユーザーから」といった条件があったり、過剰性能だったりしまして、費用や運用の面でマッチしませんでした。
懸念事項については「IT資産管理ツールなどの既存のセキュリティインフラに不具合が生じるのではないか」という声がありました。検証の結果、セキュアコンテナ ADにおいても、既存のセキュリティインフラが問題なく稼働することが確認できましたので、安心して導入を進めることができました

  • 株式会社トラストクレームサービス様 セキュアコンテナ AD導入イメージ
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―――セキュアコンテナ ADは、損害鑑定人の方々のみがご利用になっているのでしょうか?

導入のきっかけは、損害鑑定人の業務でしたが、現在はその他のスタッフも含め全社員で利用しています。当社ではコロナ禍を機に全社でテレワークを導入しています。業務PCは、BYOD(私物端末利用)を認めず、すべて社給端末を使うようにしています。つまり、オフィスから自宅、自宅からオフィスへPCを持ち運ぶことになるので、損害鑑定人と同じ様なセキュリティリスクがあるだろうと考え、セキュアコンテナ ADの利用範囲を拡大しました。セキュアコンテナ ADのおかげで、テレワークも安心してできるようになったとも言えます。

データレスクライアントは「良い意味で、利用者に意識されない」

―――利用されている皆様の反響などはいかがですか。

反響と言うほど目立つ声は聞こえてきていないのですが、それはむしろ「意識せずともスムーズに、ストレスなく使えている」からだと感じています。例えばオフィスでは「出社して、PCの電源を入れ、Windowsサインインすれば、裏でセキュアコンテナ ADが起動する……」という流れで、それまでの利用状況と変わらない。社外でも、以前はVPNを利用していましたのでソフトを立ち上げて、パスワードを入力……という手順があったわけですが、セキュアコンテナ ADの場合、リモート接続は自動的に行われます。ダイアログが表示され「これから接続し、社内サーバーにアクセスできるんだな」という意識はするかもしれませんが、そのために手を動かすことはありません。セキュアコンテナ ADはいい意味でほとんど意識されていないのではないでしょうか 。

―――「便りがないのは良い便り」といいますか、みなさん安心して使っていただけているようでなによりです。ところで、以前はVPNを利用されていたのですね。

はい。ただ、VPN機器の脆弱性を踏み台とするランサムウェアの感染被害が拡大したこともあり、そのツールも先日サポート終了が発表されまして……幸い当社は、セキュアコンテナ ADの導入により、機器をDMZに公開しない方式でのリモートアクセスに移行できていました。期せずしてランサムウェア対策もアップデートできたという恰好です。

―――今後、損害保険業界の情勢や、損害鑑定人の方々の働き方はどのように変化していくとお考えですか。

我々の業界も「AIと仕事を奪い合う」未来がもうそこまで来ていると感じています。だからこそ、定型業務はむしろ積極的にAIへ代替して、お客様とFace to Faceでコミュニケーションをとる部分や、そのために人を育てることに重きを置いていくべきだと考えています。そうなれば当然出歩く機会も増え、「人がPCを持ち運ぶ」といったことも引き続き必要になってきますので、その中でいかにセキュリティを担保し、お客様に安心していただけるかは重視していきたいですね。

―――「人にしかできない仕事」のために、CACHATTOへご期待をお寄せいただき、大変光栄です。我々も引き続きサポートや情報提供などで尽力してまいります。本日はありがとうございました。

株式会社トラストクレームサービス

株式会社トラストクレームサービスは、損害保険分野の保険金支払に関する、事故原因の調査や支払い額を算定する「損害鑑定」を主事業とする会社です。火災保険・新種保険の損害鑑定業務、自然災害時の損害鑑定業務、企業資産の評価鑑定業務と幅広い領域で、損害保険会社のパートナーとして活動しています。

所在地 大阪市中央区道修町4-7-7 新横堀ビル5階
従業員数 27名(2025年8月現在)
URL https://www.trust-cs.co.jp/

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