e-Janネットワークスは、企業のセキュアなハイブリッドワークに必要なデジタルワークプレイスを提供するセキュアコンテナソリューション「CACHATTO SecureContainer Cloud」の提供を開始いたします。

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CACHATTO SecureContainer Cloudは、テレワークで利用するWindows PC上に隔離・暗号化された業務領域(セキュアコンテナ領域)を生成し、その領域にてアプリケーションを利用することでセキュアなテレワーク環境を提供します。

この領域は、通常のユーザー領域とは完全に隔離されており、領域間でのファイルの移動や共有が制限されています。そして、HENNGE ONEやGluegent Gateをはじめとするクライアント証明書発行・認証機能を持つ認証プロバイダー(IDaaS)と連携することで、クラウドサービスへのアクセスはセキュアコンテナ領域のユーザーにのみ限定することが可能です。

これにより、BYOD環境のPCからも安全にクラウドサービスを利用することができ、さらにVPN接続や社内のネットワークを経由することなくクラウドサービスに直接アクセスすることで、快適なレスポンスで様々なクラウドサービスを利用できます。

また、CACHATTO SecureContainerが提供する仮想ディスク暗号化機能に加え、Windowsに搭載されているデータ暗号化機能であるWindows BitLockerと併用することで、より強固なセキュリティ対策も可能です。

以上により、利用者はWeb会議への参加、Office文書のWindows PC上での作成/編集などの業務をセキュアかつ快適に実施することができます。

CACHATTO SecureContainerユーザーのログインの認証やセキュリティポリシー設定に利用する管理サーバーやアクセスポイントはクラウドサービスとして提供されるため、企業の情報セキュリティ管理者はサーバーの個別の運用を伴わず、アセットレスに導入することが可能です。

 なお、「CACHATTO SecureContainer」は、今般提供を開始するWindows向けのクライアントアプリケーションに加え、今後、その他OSプラットフォームへの対応も予定しております。

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<構成イメージ>

■ CACHATTO SecureContainerのメリット
従来Microsoft 365等の業務用SaaSの社外から利用には、セキュリティ対策が施された会社支給PCでのアクセスが一般的ですが、CACHATTO SecureContainerにより、社員の自宅PCなどからもセキュアにアクセスできるようになることで、企業は社員へ業務用PCを貸与することなく、安全なハイブリッドワーク環境を整備できます。

■ サービスの主な機能
・ セキュアな隔離領域によるデータ保護(フォルダアクセス制御によりファイル移動を制御)
・ 仮想ディスクによるユーザーファイル暗号化
・ クライアント証明書などを用いたIDaaSとの認証連携、クラウドサービスへのアクセス制御
・ ローカル環境での安全なアプリケーション利用(Web会議やOfficeファイル編集)

■ 連携検証済みの認証プロバイダーサービス(IDaaS)
・ HENNGE ONE(HENNGE株式会社)
・ Gluegent Gate(サイオステクノロジー株式会社)

本サービスの提供開始は、2021年12月1日(水)です。

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