先週の9月8日(日)から9日(月)の午前に掛けて、台風15号の上陸により関東地方にも大きな被害が出ました。9日の首都圏の交通機関の混乱については、実際に体験したという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

弊社 e-Janネットワークス では6日(金)時点で、総務部門から「9日の出社判断については、8日にメール等で通達すること」が共有され、9日には下記の内容を含む通達を全従業員に出しました。

・無理な出社はしないこと
・事前申請なしのテレワーク実施を許可すること
・コアタイム(10:00 - 15:00)を解除すること

弊社では、事前申請制のテレワーク制度を設けています。この制度では、テレワーク実施日の前の営業日に申請を出して許可を得る必要がありますが、今回は社員個人の判断に基づく事前申請なしのテレワークを許可することとし、また、社員の子どもの送迎などの影響も考慮して、通常はコアタイムを含むテレワークを実施する必要があるルールについても解除することとしました。

結果として、東京本社勤務の社員の過半数が半日、あるいは全日のテレワーク(在宅勤務)を実施し、通勤/退勤時に大規模な交通混雑に巻き込まれずに済んだと報告されています。報道でも、弊社同様に6日や8日時点で全社的にテレワーク実施を推奨する通達を出した企業も多かったようです。

e-Janネットワークスの社員は、自社のテレワーク制度と CACHATTO を活用して、上記の "突発的な" テレワーク/在宅勤務を実現しました。ほとんどの社員は PC から CACHATTO を使用してテレワークによる業務を実施し、その際のツールとして CACHATTO Desktop、あるいは Splashtop for CACHATTO を利用しました。

CACHATTO Desktop や Splashtop for CACHATTO といった CACHATTO の PC ソリューションなら、金曜日の時点で会社支給の PC を自宅に持ち帰っていなかったとしても、私物の PC を業務用のデバイスとして利用し、インターネット接続環境さえあれば利用可能です。アプリケーションの機能によって、私物の PC にも業務データは残らず安心です。

また、今年のテレワーク・デイズ2019で全社的なテレワーク実施に取り組み、期間内に全従業員の 95% を上回る社員が既にテレワークを実施していたことも、会社および社員のスムーズな意思決定に大きく役立ちました。

e-Janネットワークスは、自社での積極的なテレワーク実施によって "柔軟な働き方" を実践し続けるとともに、平常時のみならず、"突発的に" 発生してしまうテレワークの需要にも応える製品を開発してまいります。