お客様社内に設置するCACHATTOサーバーは、稼働中のCACHATTOサーバー(本番機)とは別に、もう1台CACHATTOサーバー(予備機) を設置することにより、冗長構成にすることができます。
予備機は、本番機とは別のデータセンターに設置することが可能です。

CACHATTOの冗長構成は、下図のように2台のCACHATTOサーバー間で設定情報の同期を自動で定期的に行います。

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この仕組みにより、万が一CACHATTOサーバー(本番機)が故障しても、待機しているCACHATTOサーバー(予備機)により、CACHATTOサービスの継続が可能となります。

CACHATTOの冗長機能を使うためには、本番機と予備機、両サーバーに冗長プログラムをインストール/セットアップします。
これにより予備機から本番機に対し定期的にログイン監視を実施し、障害発生時には優先サーバーの自動切り替えが行われます。(ネットワーク障害との切り分けができるようにアクセスポイント経由で監視します)

既に冗長プログラムを導入済みの場合であっても、新しい冗長プログラムの再インストールを行うことにより、自動切り替え機能が利用可能となります。再インストール手順につきましてはCACHATTOサポートセンターまでお問い合わせください。

なお、本機能をご利用いただくには、サーバーオプション「スタンバイ機ライセンス」のご購入が必要です。ライセンス購入につきましては、弊社営業担当またはCACHATTOライセンスを購入された販売代理店までお問合せください。