先日リリースしたCACHATTO V5.6 R7では、今までの冗長プログラム(DR方式)とは異なる 冗長プログラム(HA方式)を実装しました。
今回はこの「冗長プログラム(HA方式)」についてご紹介いたします。

お客様社内に設置するCACHATTOサーバーは、稼働中のCACHATTOサーバー(本番機)とは別に、もう1台CACHATTOサーバー(予備機) を設置することにより、冗長構成にすることができます。
DR方式 と HA方式 の違いは下記の通りです。

---[DR方式]---
・サーバー設置場所:冗長機と本番機の通信が可能であること(別のデータセンターでの運用も可能)
・同期タイミング:1日1回
・同期対象:設定データと一部データベースのレコード
(同期対象の例外設定が可能。これにより、本番機と冗長機で異なるプロキシや送信メールサーバーを設定することもできます。)

---[HA方式]---
・サーバー設置場所:同一セグメントを推奨
・同期タイミング:リアルタイム同期
・同期対象:設定データとデータベースのレコード


お客様のご利用環境にあわせて、DR方式 と HA方式 をご選択ください。
なお、冗長機能をご利用いただくには、サーバーオプション「スタンバイ機ライセンス」のご購入が必要です。
ライセンス購入につきましては、弊社営業担当またはCACHATTOライセンスを購入された販売代理店までお問合せください。