カスタマーリレーショングループの野上です。

引き続き、CACHATTO SecureContainer(セキュアコンテナ)のご提案が活況で、商談やトライアルも数十件走っており、新規受注も続々と頂いている状況です。誠にありがとうございます。

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さて、そのセキュアコンテナのご利用に際してですが、初回起動の際に「CACHATTO User」という新しいWindows OSユーザーが作成されます。そのため、各種設定がイチからとなります。

この際、IME(日本語変換ソフト)のユーザー辞書も、一旦は何も登録されていない状態となります。

そのため、平常からユーザー辞書を使って入力を補完することで業務高速化されている方は、ユーザー辞書の取り込みは必須になるかと思います。

例えば、
「おつ」→「おつかれさまです。」
「おせわ」→「お世話になっております。XXX株式会社のXXです。」
「いじょう」→「以上、よろしくお願いいたします。」
「にってい」→「日程調整につき、2-3の候補日頂けませんでしょうか。①②③何卒よろしくお願いいたします。」

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このように、ユーザー辞書活用は、文字の打ち間違いを低減させるとともに、時短実現が可能です。
ご活用されていない方もぜひ一度試してみる価値はあると感じています。

なお、標準デスクトップ側で「Google日本語入力」や「ATOK」などのIMEをインストールされている場合、それらを利用することも可能です。

IMEの切り替えは「Win+Space」で簡単に切り替えられますので、ぜひご利用ください。

■ユーザー辞書の移行方法

ここでは、ユーザー辞書の移行方法について、「Microsoft IME」で説明させて頂きます。

まず、業務用PCのWindows の標準ユーザーで操作頂いて、辞書のエクスポートまで行います。

1.業務用PCのWindowsの標準ユーザーにログイン
2.「Microsoft IME ユーザー辞書ツール」を開く
3.「ツール」→「一覧の出力」から「output1.txt」というファイル名で出力
4.その「output1.txt」をメールなどで自分宛てに送付

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次に、セキュアコンテナを起動し、インポートを行います。

1.CACHATTO SecureContainer(セキュアコンテナ)を起動
2.メールなどで自分宛てに送った「output1.txt」をダウンロード
3.「Microsoft IME ユーザー辞書ツール」を開く
4.「ツール」→「テキストファイルからの登録」で「output1.txt」を選択してインポート

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こちらにて、標準ユーザー側で使えていたユーザー辞書を、セキュアコンテナの中でもそのままご利用いただけます。

なお、ユーザー辞書の情報は、Windowsユーザー個別の保存領域に格納されますので、セキュアコンテナを停止し、再び起動した後も、登録が維持されております。登録の手間は一度だけで、以後特に意識する必要なく、普段と同じ変換が可能となります。

活用しない手はありませんよね。

それでは良きユーザー辞書コンテナライフを!